ディスプレイ ネットワークでの広告運用を効率化するため、 [ ディスプレイ ネットワーク ] タブを AdWords 管理画面に追加されました。
広告の掲載先をキャンペーン単位ではなく広告グループ単位で設定できるようになります。
今までキャンペーン単位でしか設定ができない内容を広告グループ単位で設定できるのでキャンペーン数少なく管理がしやすくなりました。
メインのターゲット設定に一致していれば、他のターゲット設定方法に一致していないページにも広告が表示されます。
最大の特徴は
「柔軟なリーチ」を有効にすると、広告グループ単位で複数のターゲット設定方法を組み合わせ、これらを入札単価の調整のみに使用するか、それとも広告の掲載先を絞り込むために使用するかを選べるようになります。
これまで、ディスプレイ ネットワークにおけるターゲット設定方法(キーワード、プレースメント、インタレスト カテゴリなど)の組み合わせ方法( [広範囲] か [特定の範囲] )は、キャンペーン単位で選択していただいておりました。
[広範囲] :メインのターゲット設定方法と一致した場合に広告が掲載されます。複数のターゲット設定方法を指定している場合は、最も限定的なターゲット設定方法の入札単価が使用されます。
[特定の範囲] :指定したターゲット設定方法に すべて一致するページにのみ広告が表示されます。
「柔軟なリーチ」を有効にすると、広告グループ単位で複数のターゲット設定方法を組み合わせ、これらを入札単価の調整のみに使用するか、それとも広告の掲載先を絞り込むために使用するかを選べるようになります。
また、ターゲット設定がキャンペーンのリーチや表示回数におよぼす影響についてもデータが得られます。
■確認すべき内容
・新しいキャンペーンの場合
この変更はすべての広告グループに適用されます。
・既存のキャンペーンの場合
- 既存の広告グループについては、ターゲット設定を追加、削除していない限り、既存のキャンペーン設定([広範囲] または [特定の範囲])が維持されます。
- ターゲット設定に変更を加えると、広告グループでは新しい柔軟なリーチ設定が使用されるようになります。
- デフォルトでは、新しい広告グループにはすべて柔軟なリーチ設定が使用されます。
ターゲットでフィルターをかけれる内容一部紹介します。
■ターゲット 設定
推定されるユーザーの所在地や、ユーザーが関心を示した地域に応じて、広告を表示するかどうかを決めることができます。
※地域は市区町村で設定可能
・設定項目
- ターゲット地域のユーザー、ターゲット地域を検索しているユーザー、またはターゲット地域に関するページを閲覧しているユーザー(推奨)
- ターゲット地域のユーザー
- ターゲット地域を検索しているユーザー、またはターゲット地域に関するページを閲覧しているユーザー
・除外
除外ターゲット地域のユーザー
■ユーザー属性
ユーザー属性データを提供するサイトでの広告の掲載結果を示す概要です。次のグループを除外して、特定のユーザー属性グループに広告を表示しないように設定できます。
・性別
- 男性
- 女性
- 未設定
・年齢
- 18~24
- 25~34
- 35~44
- 45~54
- 55~64
- 65~
- 未設定
とここまでがフィルターできる内容。
細かく言えばデバイスなどもう少しありますが以下省略
アルバイト系リスティングで例を出してみる。
- ターゲット地域のユーザー(バイトの案件が多い地域)
- 性別(ほしい属性)
- 18~24(年代)
とターゲティング広告が実施できます。しかもCPC&テキストorイメージで実施できる。
通常の純広告よりもターゲティングできる可能性があります。
考え方次第で今後ディスプレイネットワークの活用が変わりそうです。
※※参考までに※※
スマートフォンのリスティング広告の地域セグメントの精度
GPS情報、WiFi情報、GoogleのセルID、IPアドレス、クエリの履歴などを参照し、位置情報を特定しております。
3G回線でデータが含まれない場合には地域セグメントが機能ができません。
GPSもオフユーザーも多いのであまりオススメしないターゲティングです。