みなさん、初めまして。
年末年始はどうお過ごしでしたか？
私は実家に帰りのんびりと過ごしておりました。
慌ただしい日々を過ごす中で、たまにはゆっくりするのもいいものですね！
それではそろそろ本題に移りましょうか！
今回の記事では、私がこれまでリスティング広告を運用してきた中で
たどり着いたアカウントの改善に取り掛かる際の
考え方についてお話しできればと思います。
CVが出ない、CPAが高騰している・・・・・
どうしよう・・・・
おそらくリスティング広告を運用したことがある人であれば
誰もが直面したことがある状況だと思います。
そんな時、だれでもアカウントを改善しようとすると思います。
アカウントを改善する際に私が大切にしている考え方・・・
それが「木を見る前に森を見ろ！」です。
つまり、ミクロな部分を調整する前に
マクロな部分から改善するべきである。ということです。
では、どういうことか具体的な話に移りましょう。
リスティング広告の効果を改善しようと思えば、
取り掛かれることは山ほどあります。はっきり言ってキリがありません。。。
リスティング運用者のあなたなら、感じたことがありますよね？
そんな山ほどある手札から何を切って改善するか
どこから改善に取り掛かるか。そこが大事です！
忙しいリスティング運用者のあなたの１日で使える時間は限られています。。。
ぶっちゃけ早く家に帰りたいじゃないですか・・・（おっと本音が・・・）
では、どのカードから切りましょうか・・・・
広告文を変えようか？？バナーを変えようか？？
それとも年齢でセグメントしようか・・・
確かに、そういう改善も大事なことは間違いありませんが、
一番最初に取り掛かるべき事でしょうか・・・・
私は、そういった部分ではないと思います。
ズバリ、最初に考えるべきは予算配分です。
直近で獲得が発生している部分にきちんと予算が充てられているか。
その部分が一番大事であり、初めに見るべき部分だと私は思います。
多くのパターンはここで、原因が判明すると思います。
つまり、予算配分が適切ではないということです。
獲得が発生していないサービス、キャンペーンで
予算を多く消化してしまい、本来使うべき部分に予算が使えていないことが多いです。
アカウントにより様々ではありますが、大体予算の8割ほどは
直近で獲得が出ている部分に充てるべきだと考えます。
残りの2割で新たな獲得手段を開拓していくのが良いでしょう。
からっからの砂漠に苗を植えて、どんなに丁寧に世話をしても
残念ながら花は咲くことはありません。。。。
獲得が出ていない部分にどんなに予算を投下しても獲得は出ないのです！
まずはどの土壌で戦うかを考えましょう！
（当たり前の事を大きな声で言うとそれっぽく聞こえますね！(笑)）
予算配分を見る中でも、マクロな部分から見ていきましょう。
検索連動型広告が取れているのか、ディスプレイ広告が取れているのか。
または、Googleが取れているのか、Yahoo！が取れているのか。またはDSPなのか。。。
できるだけ大きな枠組みから、見ていくことが大事です。
そこから、広告グループ単位、ユーザーリスト単位、キーワード単位と
徐々に細かい部分を見ていくのが良いと思います。
どうでしょう。
意外に予算配分というのは盲点になってしまいがちな部分かもしれません。
色んな改善の方法を学び、手札が増えていく程、陥りやすいのかもしれませんね！
最後に私がアカウントの改善に取り掛かる前に
自分自身に問いかけていることをお教えしたいと思います。
「今、あなたがしようとしている改善は、
自分自身の貴重な時間を割いてまで取り掛かるほど、
アカウントに与える影響はありますか？
もっと他にやるべきことはないですか？」
この疑問を常に自分に問いかけることで、
無駄なことに時間を割くことは大きく減ると思います。
木（ミクロ）を見る前に森（マクロ）を見るよう心がけましょう。
そうしたら、短い時間でアカウントを改善でき
少しでも早く家に帰ってゆっくりできるかもしれませんね！
お忙しい皆さんがリスティング広告を運用する際の
参考に少しでもなれば幸いです！
それではこの辺で！
また、お会いしましょう。