皆様こんにちは。
今回は、2015年の自然検索結果に対して大きな影響を与えた
googleアップデートを時系列で振り返るとともに、2016年の傾向を予測しようと思います。
2015年4月21日
モバイル対応有無のランキングシグナル「モバイルフレンドー」でSEO業界に激震!
このアルゴリズムの更新で、パソコン、スマートフォンでの検索結果が異なることが明示されました。
ユーザーの使用率拡大と利便性からスマートフォン対応していないサイトは、
スマートフォンでのランキングを下げるといったアルゴリズム。
googleの発表通り2015年4月21日に実施され、パソコン、スマートフォンのランキングに大きな変動をみせました。
2015年5月
品質を決定するシグナル【クオリティアップデート】の発動!
これまでのパンダアップデート、ペンギンアップデートのような特定のページ、サイトを対象とした
アルゴリズムではなく、品質シグナルの処理に関するコアランキング自体ののアルゴリズムに変更を加えました。
変更項目など詳しい内容は開示されていないため、明確な対処方法は未だ見つかっていないのが現状です。
しかしながら、コンテンツの中核に対してのアルゴリズムの変更としてのアップデートであり、
2015年4月、5月の期間に通常ではみられない大きな順位変動が起きました。
2015年8月18日
Googleに引き続きYahooの【SSL化】!
2014年初頭にgoogleで『HTTPSをSEOで優遇』 SSL化を推奨するアルゴリズム導入を発表し、大きな話題となったが、
yahooも同様にSSL化の実施に踏み切った。
「より強力なセキュリティ基準を採用したサービスを提供するため」と称し、2015年8月18日から段階的に開始されました。
2016年1月現在、Yahoo!検索のSSL化は、完全に実施されていないが、
将来的にGoogle アナリティクス上で検索キーワードがほぼ把握できなくなっていくことが予想されます。
2015年11月
【検索品質評価ガイドライン】をGoogleが初めて公開!
今まで非公開だった品質に対しの評価基準をgoogleが公開しました。
これまで、メインコンテンツの質の高い情報、高い専門性、補助コンテンツ、使いやすいページデザインなどの評価対象に、モバイルに対しての評価が加わったのが最大の特徴でした。
2016年の予測と取り込みべき内容
GoogleのJohn Muellerが2015年12月に来年の秘訣として語ったのが、
AMP、モバイルフレンドリー、JavaScript、高品質コンテンツ、ユーザー体験の5つ挙げました。
特に、GoogleがプッシュしているAMP、ユーザー体験のコンテンツや情報量がSEOマーケットに軸となっていくでしょう。