皆様、こんにちは。
今回はYahoo!コンテンツディスカバリーで強化された「ある」機能についての話です。
それはズバリ、遂にサイトリターゲティングができるようになりました。
これまではユーザーの興味関心やソーシャルメディアでの話題性、閲覧時間などの様々な要素が組み合わさって配信が行われていましたが、それに加えて一度広告主のサイトを訪れたユーザーに対して再度アイテムを表示させることも可能です。
そこで気になるのは設定方法だと思うので、こちらをご紹介致します。
まず、サイトリターゲティングを配信するためには、YDNと同様にリマーケティングタグを該当ページ内に設置をすることが必要ですが、ここで注意しなければいけないことが3点あります。
1点目は、リマーケティングタグの発行は管理画面上で行うことはできないということです。
YDNの場合は管理画面で簡単に発行することができましたが、Yahoo!コンテンツディスカバリーの場合は専用フォームより発行の依頼をしなければなりません。
そのため、発行の依頼から完了まで3~5営業日を考えておくと良いでしょう。
2点目は、キャンペーン毎にリターゲティングを設定したい場合、キャンペーンの数だけタグを発行する必要があるということです。
しかし、そうすることによってアカウント内での競争が起こって配信が一つに偏ってしまう可能性があります。
それに加え、リターゲティングタグとキャンペーンの発行・紐付けが完了した時点で、そのキャンペーンは「リターゲティング専用キャンペーン」となってしまい、通常配信ができなくなってしまうので注意が必要です。
そのため、「今あるキャンペーンは残したいけど、リターゲティング専用になるのは困る…」という方は、新たにキャンペーンを作成してタグを発行することがオススメです。
3点目はYahoo!タグマネージャーの使用の有無で設定方法が異なるということです。
使用している場合は、発行されたリターゲティングIDと種類をYahoo!タグマネージャーの管理画面上で設定を行うことで、すぐに配信を開始できます。
もし使用していない場合は、測定したいウェブページの「<head>と</head>」の間に貼り付けを行う必要があるので、タグマネージャーの使用有無を確認して発行依頼を行って下さい。
以上、簡単にYahoo!コンテンツディスカバリーのサイトリターゲティングの設定方法についてご紹介しましたが、いかがでしたか。
新しく始まった機能を最大限活用して、より多くの反響を獲得できるように設定してみて下さいね。